【ハンドメイド雑貨屋の経理】その6・ビジネス専用口座を準備しよう!

スモールビジネスの経営者の皆さん、こんにちは。
エスエス会計所属税理士のSawadaです。

今朝、Sawada家の高校生の娘は、「世界史がやばい・・・」と言いながら学校へ向かいました。中間テストですね・・・😑😑

どうやら、夕べはほぼ徹夜だったようで、何でもっと早く手を付けなかったのか・・・と、思いました。でも、学生ってそんなもんですね。

さて、スモールビジネスの経営者の皆さん、特に個人事業主の皆さん!!帳簿付け、手を付けていますか~!!

「まだやってません!」と言う方、手を挙げて🙋🙋🙋

はい。今手を挙げた皆さん、今日から帳簿をつけ始めましょう。もう10月も後半です。忙しい年末がやって来ます。着手できるのは今しかありません!!

さて、今日のブログは、ハンドメイド雑貨屋の経理の6回目。事業用資金の管理には、事業専用口座を準備するのがオススメです。キャッシュレス決済が増えてくると、この辺り、結構重要です。

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レザー小物を自分で作って売っているアキラさん。以前はIT関係の会社に勤めていましたが、大好きなレザー小物をお客様に届けたくて、「レザーファクトリー★ターコイズブルー」をネット上に開店して3年目。常連のお客様もついて来て、順調にビジネスが成長しています!


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●何をもってビジネス専用口座と言うか。 専門用語として「ビジネス専用口座」というのがある訳ではありませんが、今回のブログでは、この様に捉えたいと思います。
プライベートな入出金を一切行わない口座!!
つまり、子どもの保育園料や、プライベートで使ったクレジットカードの引落などを行わずに、ビジネス上の売上金の入金、仕入代金や経費の支払、その様な入出金だけを行う口座です。
銀行によっては、アキラさんなら、「アキラ ターコイズブルー」などの屋号を口座名に付けた口座を開くことができますが、もし屋号で口座が開けない場合でもビジネス専用の口座を作ることをオススメします。
●なぜビジネス専用口座が必要か。
前回のブログでは、キャッシュレス決済で商品を購入するお客様が増えることで、売上金の入金にタイムラグがある、というお話をお伝えしました。
【ハンドメイド雑貨屋の経理】その5・ネット販売のキャッシュレス売上金の管理はどうする?
売上金のタイムラグがあるという事は、
売上高>仕入
であっても、今月の現金の…

スモールビジネスのカタチ~事業所得か、雑所得か~


スモールビジネスの経営者の皆さん、こんにちは。
エスエス会計所属税理士のSawadaです。

エスエス会計のスタッフは、年に3回、東京税理士会主催の事務所職員研修会に参加しています。登壇してくださる講師の先生は、その筋ではとても有名な税理士で、朝から夕方までの長い研修ですが、飽きることなく聞くことができて、毎回楽しみにしていました。

でも、Sawadaは今年税理士登録をしてしまったので、もう事務所職員研修会に出席することができません・・・。その代わりに、税理士向けの講習を年36時間以上受ける必要はあるのですが、少し寂しいですね。

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さて、今回から新シリーズをスタートしようと思っていたのですが、その前にプロローグとして、事業所得と雑所得について、書いてみたいと思います。

前回までのシリーズでは、
ミュージシャンの経理と税・・・個人事業の事業所得
カフェの経理と税・・・法人の経理

と、それぞれ違うスモールビジネスのカタチをお伝えして来ました。次回からのシリーズは、「ハンドメイド雑貨屋さんの経理」として、個人事業の経理についてお伝えして行こうと思います。

自分で作ったものを、自分で売る。今はインターネットを使って誰でも「おひとり様メーカー」になることができる時代です。

そこで、問題になってくるのがスモールビジネスのカタチです。

●それって事業所得?雑所得?

例えば、会社勤めをしているけれど、趣味で子供服を作って、メルカリやAmazonなどで販売したり、マッチングサイトを通じてイラスト製作を請け負ったり。いろいろな働き方ができる時代になりました。

さて、そんなあなたに質問です。

その子供服の製作販売や、イラスト製作って、本業ですか?副業ですか?

会社員は、あくまでも生活費を得るためのものであって、本当は子供服を売ることを商売にしたい。または、イラストレーターとしてやっていけるなら、いづれは会社勤めは辞めたい。

でも、今はそれらの商売は副業ってことになると思います。本業は会社勤めですね。

税務の世界では、一般的に自分で行っている商売が本業なら事業所得、副業なら雑所得、という所得の区分にカテゴライズされます。

●事業所得と雑所得の違いって何?

税務の世界でいう、事業所得とはこんな定義になります。

”事業所得とは、農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業その他の事業を営んでいる人のその事業から生ずる所得をいいます。” 国税庁タックスアンサー

雑所得とはこんな定義になります。

 雑所得とは、他の9種類の所得のいずれにも当たらない所得をいい、公的年金等、非営業用貸金の利子、著述家や作家以外の人が受ける原稿料や印税、講演料や放送謝金などが該当します。” 国税庁タックスアンサー

・・・違いが分かりづらいですね。
一般的に、そのビジネスが事業に当たるかどうかの判断基準は、以下のものを総合的に判断して行われます。

1.自己の危険と計算において行われているものか。
2.営利を得ることができ、相手から代金をもらっているものか。
3.反復して、継続して行われているものか。
4.社会一般的に、それが事業だと認められるものか。

つまり、ガチで生活を賭けてやっているか、ある程度の期間やり続ける意思と実行が伴っているか。その辺りが判断材料になるのではないか、と思います。そこをクリアした場合に、税務の世界では事業所得として確定申告を行うことになります。

もし、そのビジネスが片手間であったり、そこまでの覚悟を持ってやっていない、ということならば、事業に該当しないビジネスということになりますね。つまり副業です。その場合は雑所得として確定申告を行うことになります。

●事業所得と雑所得、確定申告ではどう違う?

事業所得と雑所得、簡単に言うと、事業所得の方がオトクです。さて、何が得か。

・事業で発生した赤字部分は、給与所得やその他の所得と通算することができます。
・事業所得であれば、青色申告の特例を受けることができます。

この二点でしょう。事業所得以外にアルバイト収入や給料を得ている人は、事業所得が赤字の場合は、通算することにより所得税の還付が受けられることもあります。

雑所得の場合は、上記2点のメリットを受けることはできません。副業で利益が出た場合は、確定申告の際に雑所得として申告し、赤字の場合は切り捨てになります。

●どちらで確定申告するべきか?

副業を始めたらから、事業所得が発生するし、赤字なら給与と通算できるからラッキー!
と思っていた方もいらっしゃると思います。

また、既に税務署に事業開始届出書を提出してしまった方もいらっしゃると思います。

でも、税務署が事業開始届を受理したからと言って、または青色申告承認申請書が承認されたからと言って、そのビジネスが事業所得となる訳ではありません。

あなたのスモールビジネスが、どの程度の覚悟で行われているか、また、そのビジネスで稼いだ利益で生活しているか、または生活しようとしているか。そこをじっくりと考えて、どの所得区分で申告するか、決めましょう。

税務署は、普段は何も言って来ません。でも、いつ税務調査が来るかわかりません。もし副業を事業所得として申告するならば、そのスモールビジネスが「事業」としてやっているものだ!と言い切れるよう、ビジネスの実態をきちんと整理して、説明できるようにしておきましょう。

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まとめ
💓スモールビジネスのカタチをよく見てみよう。
💓事業所得のメリットは大きいけれど、事業にあたるかどうかがキモ。
💓税務調査が来た時に、きちんと説明できるようにしておこう。
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【後記】
初めて事業所得、雑所得という言葉に触れる方のために、ものすごくざっくりと説明しました。まずはイメージ付けが大切です。このブログで事業所得ってこんな感じ、というイメージが出来たら、もう少し詳しく書いてある本や、国税庁のホームページなどを見てみてください。実はこの二つの所得区分は、判断が難しいものでもあります。

不安がありましたら、是非お近くの税理士さんに相談してみてください。もちろん、私たちエスエス会計に相談していただけたら嬉しいです!

次回から、ハンドメイド雑貨屋さんの経理と税が始まります。個人で、事業として行っているスモールビジネスを題材に、ネット販売特有の注意点など、お話して行きたいと思っています!

【ご注意】
会計上の収入、費用の取扱は一義ではありません。本ブログはあくまでも参考として、皆様のビジネス上の判断は慎重に行ってください。もし判断に迷う場合は、専門家にご相談して、正しく確定申告を行ってください。
もちろん、エスエス会計にご相談いただけましたら、幸いに存じます!
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