【ハンドメイド雑貨屋の経理】ネット通販の売上はどう経理する?

スモールビジネスの経営者の皆さん、こんにちは。
エスエス会計所属税理士のSawadaです。

9月も後半に入りましたが、雨が続いています。急に涼しくなったのですが、衣替えが追い付いていません。

周りでも、風邪を引いたり、体調を崩している人も多いです😞皆さま、体調管理にお気をつけください。

👉👉👉
さて、今日から新しいシリーズが始まります。
今回から、10回にわたってハンドメイド雑貨屋の経理をお伝えしていきます。ネット通販を使えば、誰でも「おひとり様メーカー」になることができるこの時代。自分の好きな事をビジネスにできるって素晴らしいことです。

だからこそ、長くビジネスを続けるために、しっかり経理を行って、赤字にならない経営を目指して行きましょう。

マインドマップを拡大

新しいシリーズの主人公は、レザー小物を自分で作って売っているアキラさん。以前はIT関係の会社に勤めていましたが、大好きなレザー小物をお客様に届けたくて、「レザーファクトリー★ターコイズブルー」をネット上に開店して3年目。常連のお客様もついて来て、順調にビジネスが成長しています!

●ネットショップの売上の注意点 ネットショップに出店し、そこで商品を販売すると、銀行に売上が振り込まれてきます。
でも、10,000円の売り上げが上がったとしても、入金されるのは10,000円ではなく、9,000円です。つまり、売上金額からネットショップの運営業者に支払う手数料です。

この場合の売上は、10,000円?9,000円?迷いますね。
経理の世界では、売上と費用は別々に考えます。

売上→ネットショップの売上は10,000円。
費用→ネットショップのシステム利用料は1,000円。
手取→預金に入金されるのは10,000円-1,000円=9,000円。

この様に考えます。

●自分のオンラインショッピングサイトでの売上の注意点 アキラさんは、大手の通販サイトでの出店の他に、自分のホームページ上にもオンラインショッピングサイトを置いています。

ここでは、主にセミオーダー品の受注を行っており、大手の通販サイトでの販売よりも上位商品を取り扱っています。

ここでは、決済はクレジット決済に限定しています。

クレジット決済の場合も、10,000円の売り上げが上がったとしても、入金されるのは10,000円ではなく、9,700円です。つまり、…

【ミュージシャンの経理】その2・ミュージシャンの売上原価って?



スモールビジネスの経営者の皆さん、こんにちは。
エスエス会計所属税理士のSawadaです。

梅雨でムシムシする毎日ですね。Sawadaは最近はApple Musicで音楽を聴いています。定額で聞き放題で、特に洋楽が好きなSawadaとしては、毎日無くてはならないツールです。

でも、音楽を生業としているミュージシャンの皆さんにとっては、やはりストリーミングサービスにはいろいろな思いがあると思います・・。でも、新しいサービスは多少なりとも、日々の音楽活動の中で関わってくるのではないでしょうか。

ストリーミングサービスの経理については、書き始めると長編のブログが出来上がってしまいそう😅😅なので、またの機会に・・・。

さて、このシリーズでは、「仕訳」とか「勘定科目」というような処理について・・・ではなく、経理の「考え方」をつかんでいただくことを目的にしています。是非、経理の勘どころを感じ取ってください!

それでは、ミュージシャンの経理の第二回は、売上原価について。

👉👉👉👉
シンガーソングライターのKAIさんは、ミュージシャンとして幅広く活動していることを前回のブログでお伝えしました

 
さて、KAIさんは、音楽活動で収入を得ている、ということは、その収入を得るためにかかった費用があるはずです。


●売上原価ってなに??


スモールビジネスだけでなく、経理では収入(つまり売上)だけでなく、費用をつかまえてあげることも大切です。

ビジネスでは、何もないところから収入は生まれません!!しかも、その売上を直接あげるためにかかった費用は、特別です!なので、それを売上原価と呼んで、他の費用とは区別していきます。


●ライブ活動の売上原価

KAIさんは、お客様に自分の楽曲だけでなく、多彩な音楽を楽しんでいただけるよう、毎年夏に「KAI MUSIC FES」というイベントを企画しています。

KAIさんお勧めのバンドが集まり、おいしいお酒とともに、音楽を楽しんでもらっています。

さて、イベント企画を行うと、会場や機材の手配を自分で行う必要があります。

  ベント会場レンタル料    300,000円
  イベント用機材レンタル料   100,000円

イベントを開くために、欠かせない費用は、イベント売上と直接関係するので、売上原価です!


●音楽講師活動の売上原価

KAIさんのインターネットスクールでは、KAIさんの技術を知りたい!という受講生が増えてしまい、インターネット環境の増強が必要になりました。

快適な環境で音楽を学んでいただけるように、インターネット環境を整えるための費用がちょっとかさみます・・・。

  ウェブカメラ購入代       80,000円
  サーバー利用料         60,000円

インターネットスクールでの快適な通信環境を整える費用は、インターネットスクール売上と直接関係するので、売上原価です!


●CDの売上原価


KAIさんは昨年から手掛けていたニューアルバムの録音、ミックスが無事終わり、いよいよCDとしてライブ会場で販売することになりました。

今回はCDジャケットをこだわって作成することにし、知り合いのウェブデザイナーに楽曲のイメージにあったイラストを描いてもらい、KAIさんの音楽を聴きながらお客様に見て欲しい・・・こだわりのCDができあがりました。

  CDジャケットデザイン代      300,000円
  CDプレス料            100,000円

CDを制作する為のデザイン料、CDプレス料などは、CD販売売上と直接関係するので、売上原価です!


●グッズの売上原価

KAIさんのオリジナルデザインのTシャツや直筆サイン入りのギターストラップなど、KAIさんのライブ会場で買えるグッズは、ファンにも大好評。

グッズのデザインは自分で行うのでデザイン費用はかかりませんが、Tシャツやギターストラップは、制作会社に依頼して、オリジナルイラストを印刷したグッズを製造してもらっています。
 
  グッズ仕入代           200,000円

グッズの仕入代は、グッズ販売売上と直接関係するので、売上原価です!

👉👉👉👉👉👉👉👉
まとめ

💓売上原価は、その売上(収入)に直接関係がある場合に、計上されます!

💓具体的に目に見えるモノであるか、または目に見えない手数料や、手間賃であるか、は関係ありません!

💓売上と直接関係のない費用は、売上原価には入りません!
👉👉👉👉👉👉👉👉


【後記】
経理は誰のために行うか・・・。ふと思うことがあると思います。税務署のため?税理士のため?

そうではなくて、これは「自分のビジネスのため」です。自分のビジネスの結果が、お金というカタチでどういう風に評価できるか。それを自分自身で確認するために、経理は必要なのです。

エスエス会計は、スモールビジネスの経営者の皆さんが、「経理」を自分のビジネスの最強のツールとして手に入れてもらえるよう、お手伝いしたいと思っています!!


【ご注意】
会計上の収入、費用の取扱は一義ではありません。本ブログはあくまでも参考として、皆様のビジネス上の判断は慎重に行ってください。もし判断に迷う場合は、専門家に相談していただき、正しく確定申告を行ってください。
もちろん、エスエス会計にご相談いただけましたら、とてもうれしいです!


★★エスエス会計についてもっと知りたい方はこちら★★

坂上信一郎税理士事務所ホームページ
あなたのビジネスの価値高めるお手伝いをします!

Small Business 3・6・5 Days ホームページ
スモールビジネスの経営者の皆様を全力で応援します!

The仕訳~毎日の仕訳はコツをつかんでスムーズに~
経理処理に欠かせない「仕訳」のコツをお伝えします!

------
坂上信一郎税理士事務所
(エスエス会計)
〒164-0011
東京都中野区中央4-9-6
TEL: 03-3382-0664
FAX: 03-3382-9539
Mail: info@ss-accounting.com
Chatwork: ssaccounting

コメント